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  • 2011.04.10 Sunday
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オリジナル小説 「からくり人形は星を描く」 43

光と斗より注意書き*

「ちゃお、ちゃお♪おいらを忘れちゃ駄目なのら〜!≪空輪の光風人形≫酸欠っ!」
「(酸欠?参上の言い間違えかな。)はじめまして。僕は羽衣石 斗、よろしくね。」
「はいさぁ!冷から聞いてますぞ、斗殿!おいらのことは嫌いなだけ光と呼んでくれればいいのら!」
「(嫌いなだけ?これも間違えでいいのかな??)えっと、いつもそんなテンションなの?」
「いやいや、いやはや出番が少ないものなのでデフォなのらよ。斗殿も最近はカッコ文が増えてるのと同じ理由だったのだよぉ!」
「カッコ文なのに分かるのか。ついでに言うと何故に過去形?」
「斗のだよ。」
「何が!?今のタイミングで何が僕のになったの!?」
「分かるのだよ。そうなのらよ!・・・えっとしいて言うなら、主人公権?」
「言い間違えか。(伊予本、大変だっただろうな昨日の人といい・・・)・・・ん?えっ?はい?」
「さてさて、はてさて、そんな感じで携帯から四じゃ駄目なのらぁ〜!おいらみたいな、よい子の皆は守ってOKなのらっ?。」
「四って何が・・・。携帯から読まないで、漢字を正しく使おうね。」

---------------------------------------------------------------------

43

 

そんなこんなで騒がしかった昨晩であるが、無駄に力を浪費しただけあってあっさりと眠りにつくことが出来た。

しかし、目覚めは最悪だった。
全身が金縛りのようにビクとも動かず、妙な重みを感じて何事かと瞳を開けば・・・。
まぁ最悪だったわけだ。ちなみに時刻は朝
6時。少し早いがそれが最悪なのではない。


「きゃわ−ん!どうしたの−ぉ。斗ちゃん顔色悪いよ−ぉ。」

「その要因は烈火なんだけどね。」

「なんでなんで?烈火ちゃんは烈火ちゃんの−ぉ、
                         出来る限りの癒しを斗ちゃんにしてあげようと−ぉ。」

「ありがとう。癒しの意味を履き違えすぎだよ。どっちかというと卑しいよ。」

「きゃわ−ん!なんか斗ちゃん積極的だ−ぁ。朝からノリノリだ−ぁ。
                                                
/・・・残念だが却下だ。」

「誰もそんなことを頼んでないよ。烈火こそ僕の気分に反比例して楽しそうだね。」


話が噛み合う気がしない。
さて、今朝僕が真っ先に目をしたのは烈火だった。
烈火はにこやかに僕の上に座り片手に何故かメイドのカチューシャを持っていた。
なんというか朝にサンタクロースにあってしまった気分だ。
あっ、それじゃあいい事の例えか。
下着泥棒にあってしまったみたいな、でも男の僕とは無関係だよな。
なんにせよ、朝から変態少女の不愉快な遊びに無断的に付き合わされて僕は若干不機嫌だ。

「まだ火影の方が良かった。今回はプラス一日寝てたってことはないよな。」

「何が?カチューシャ?ねぇ、分かった。
                           烈火ちゃんがなんとかしてあげるよ−ぉ、カチューシャ。」

「分からなくていいよ。自己解決しないでね。」


なんでなんでっと僕に詰め寄ってくる烈火を僕は軽く(特に意味はないが)頭を撫でた後、布団を畳んだ。それでも部屋を出る気配のない烈火。
正直、着替えたいのだがいかがしよう。
分かってるのか分かってないのかニコニコしたまま不動の烈火。
試しに睨んでみたけど、効果はまるでないし。
僕はその後
10分の討論を烈火にして、僕の人生を守った。
はぁ、なんか一日の始まりがこれってのはどうなんだろう。
などと思いながら、着替えをすまし(順序が逆なのだが)顔を洗いにいこうと部屋を出た。

「・・・烈火、なにしてんの。」

「ドアとお話してたんだよ−ぉ。文句ある?的確にいうと−ぉ、
                                
/・・・斗の着替えの音を聞いてた。」

「的確にいうな。嘘のまま通してくれ!」

「じゃ−ぁあ、正確にいうと斗ちゃんの−ぉ、卑しい音を−ぉ。」

「ストップ。もういいよ、ごめん、黙って。」

「冗談だってば−ぁ。あっ、“悪魔の如き赤子に母は自らの腹をえぐる”だって−ぇ。」


なんの呪文かは分からないが烈火に言われると怖い。
あれ?呪文か、これ。なんか別の意味があるような気がする。
おふざけではなく、こうもっと別な意味で。
なんだろう、あともう少しで分かりそうなのに。


「今回は−ぁ、人形代理で−ぇ、暁ちゃんの部屋でやるって。
/・・・覚悟しとけ。」

僕がこの話が仕事に関する事だと理解した頃には烈火は居なくなっていた。
やれやれ、忙しい子だ。と思いながら僕は当初の予定通り洗顔をすることにした。
別に肌が気になるというわけではないが日ごろの習慣なのでやらないと落ち着かない。
ちなみに、いつぞやみたいに洗顔フォームが歯磨き粉になってたりはしなかった。
しかしながら、そのまま普通に洗顔終えたこと言うとそれは別の話。


「皆−ぁ、斗ちゃんのメイドカチューシャの写真あるよ−ぉ
/ ・・・いるだろ?」

ビックリして目に泡が入った。地味にしみて痛い。
目をしばしばさせながら蛇口をひねった。


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  • 2011.04.10 Sunday
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